
ミュージカル『刀剣乱舞』をはじめ、本編のストーリー終了後にミニライブがあることが多い2.5次元舞台。
応援グッズの持ち込みが可能な公演も多く、観客はうちわやペンライトを持っていきます。

せっかくなら思いっきり楽しみたい!



それなら、オリジナルペンライトを持って行くのが超絶オススメ!
この記事では、canvaというデザイン作成ツールを使用したハート型のペンライトシート作成方法をご紹介しています。
一度作成してしまえば簡単に作れることがわかるので、是非やってみてください♪
\素材がたっぷり使えるCanva Proが無料トライアルできます/
\この記事を書いた人/


もと子
- 毎月劇場に通う舞台オタク。
- 2.5次元を中心にミュージカルや音楽劇が好き。
- 舞台観劇歴は15年以上。
- 舞台が好きすぎて、劇場スタッフとして働いていた経験あり。
ハート型ペンライトシート 用意するもの
まずはハート型ペンライトのシートを作る時に用意するものを紹介します。
- ペンライト
- デザインツール canva
- プリンター&OHPシート
ペンライト
これがなくては始まらないペンライト。
今回はおすすめのペンライトを2つご紹介します!
\比較してみよう/
カラーチェンジ | 15色 |
シートの入れ替え | 簡単 |
ヘッドのみの販売 | なし |
キンブレへの互換性 | ◯(自己責任でお願いします) |


ルミハート
株式会社ルミカが販売しているルミハートです。
ルミハートはなんといっても形がかわいい。輪郭がぽこぽこしているんですが、なんか触っちゃいます。(私だけ?)
15色のカラーに変えることができ、推し色を簡単に登録できます。持ち手は少し太めです。ペンライトシートのセットも簡単。
自己責任の範囲ですが、キンブレのライト部分に装着することができます。カラーチューニングに関してはキンブレが優れていると思うので、そちらを利用する方も使うことができそうです。
ただしルミハートはヘッドのみの販売はしていません。
ターンオン ハート
ターンオン有限会社の販売しているペンライト。
リンク先の商品は30色のカラーチェンジができます。またチューニングはできないもののメモリー機能がついているので、例えば公式のペンライトと近い色味を探して登録することも可能です。
こちらもキンブレに装着することが可能です。(ただし推奨はされていないので自己責任でお願いします)
また、ターンオンはヘッド部分を公式通販にて個別に購入できます。デコハート、ハートヘッド(サイズ2展開)があります。デコハートはペンライトシートのセットが簡単ですが、ハートヘッドはシートを入れる際に一工夫必要です。
ルミカもターンオンも公式からハート型のテンプレートが出されているので、デザイン作成時に大変便利です。
デザインツール canva
デザインをつくるための編集ソフトが必要です。
私は今回canvaを使用しました。canvaについて詳しくは【デザインを作成する】の項目で紹介しています。



スマホアプリもあります
プリンター&OHPシート
プリンターを所持している場合はOHPシートを購入、持っていない場合は印刷屋さんでプリントしましょう。
こちらに関しても詳しくは後ほど説明しています。
ペンライトシートの作り方・セット 4ステップ
大まかな手順としては、
デザインを考える→デザインを作成する→印刷する→ペンライトにセットする
の4ステップです。
デザインを考える
まずは作る前にだいたいのデザインの方向性を考えましょう。
ペンライトで何をしたいのかを考えると作りたいものが見えてきます。
- 友達と写真を撮って楽しむ→細部まで凝ったデザインを考えてみる
- ファンサが欲しい→ファンサ要求の言葉を入れる(文字数に限りがあるので注意)
- 推しへのアピール→シンプルにどでかい名前
私はだいたい一番最後の理由(推しへのアピール)でうちわやペンライトシートを作っています。
刀ミュに関していえば複数持ちが可能なので、一つのペンライトに一文字で主張していきます!(公演によって応援グッズのガイドラインが変わるので要注意です。)
デザインを作成する
【canva キャンバ】を使ってデザインを作成
canvaはオンラインのデザインツールで、誰でも簡単に自由にデザインを作成できます。
素材やテンプレートもたくさんあり大変便利。私も主にブログ更新においてcanvaに頼りっぱなしです。
Proにすると使えるテンプレートの制限もなくなり、デザインの幅が広がります。最初の30日間は無料でProをお試しできるので軽率に登録してみるのもあり。
ただ、今回のペンライトシート作成は無料の範囲でも十分使えます◎
ipadやiphoneのアプリもあります。本当に簡単なのでぜひ一度使ってみてください。
テンプレートをダウンロードする
ペンライトの公式サイトよりハート型のテンプレートをダウンロードしましょう。
Turn Onを使う場合:シートテンプレート | TurnON(ターンオン)
ルミハートを使う場合:ルミハート型紙ダウンロードページ | 株式会社ルミカ
どちらを使うにしてもPDFファイルで大丈夫です。
テンプレートをアップロード
canvaへの無料登録、テンプレートのダウンロードが完了したら早速作成していきましょう!


トップページを開きます。
右上の【デザインを作成】をクリックし、一番下【ファイルのインポート】を選択してください。
ファイルの選択画面が表示されるので先ほどダウンロードしたテンプレートを選択し、【開く】をクリックするとアップロードが開始されます。


左のプロジェクトを選択すると【最近の検索】もしくは【画像】の欄にアップロードされていますので選択し編集画面を開きます。画像から選択した場合、別のウィンドウが表示される場合がありますので、その際は右上の【デザインに使用する】を選択してください。
これでアップロードが完了です。
いらないものを削除する
まずはデザインに必要ないパーツを削除します。


一番上のテンプレートの文字群をクリックすると紫色の枠が表示されます。枠の上にゴミ箱マークが表示されるので、そちらをクリックすると文字が消えハートだけのテンプレートになります。
文字を編集する


まずは一番左にある【テキスト】を選択(①)し、上の【テキストボックスを追加】をクリック(②)。すると編集画面上にテキストボックスが現れます。
テキストボックスの中に入れたい文字を打ち込みます(③)。編集中は上にフォントや文字サイズを調整するツールが出てきますのでこちらを使って好きな文字にしてください。
文字が完成したら、ボックス下の十字キーを使って、ハートの中に文字を移動させます。きっちり枠の中に収まるように文字サイズを調整してください。(④)
ハートと文字をグループ化させる


文字をハートの枠に収めたら、文字とハートの枠をグループ化させます。これをすることで、ページ内で自由に動かせます。
shiftキーを押しながらハートと文字の両方をクリックし選択します(①)。するとテキストボックスの上にゴミ箱マークと並んで【…】が表示されるのでこれをクリック。【グループ化】を選択するとハートと文字がグループかされ好きな位置に動かせます。
文字を編集する→グループ化を繰り返し全ての素材を完成させます。
今の状態では余白が多くなってしまい、このままではせっかくのOHPシートがもったいないです。グループ化させたハート文字を移動・回転させることで最大4つのハートを一度に作ることができます。


素材のコピー:素材を選択し上に表示される四角が2枚重なったマークをクリック
素材の回転:素材を選択した際に表示される円矢印をクリックしながら回転。
ダウンロードする
作ったデザインをダウンロードします。


右上の【共有】をクリックし(①)、ダウンロードを選択します(②)。
するとファイルの種類等選択する画面になりますが、ここはデフォルトのままで大丈夫なので一番下の【ダウンロード】を押します。
これでダウンロードは完成です。
左右反転させる
最後に今作ったものを反転させます。
このまま印刷しても完成はするのですが、OHPシートは裏面からみた文字の方が綺麗に見えます。少し見にくいですが、印刷面はマットな仕上がりで少し薄く、裏面は濃いめに出るのがわかるでしょうか。


では早速canvaを使って反転させていきましょう。
手順は多いですが一つ一つは難しくないのでついてきてください!


今作っていたデザインに新規ページを追加します(①)。
アップロードを選択(②)、ファイルをアップロードより先ほど保存したデザインをアップロードします(③)。
アップロードしたデザインを選択すると(④)新規ページに表示されるので、ツールバーより【反転】を選び【水平に反転】させます。
最後に反転させたパーツをページサイズにぴったり合うように調整します(⑥)。
これで完成です。
最後に先ほどと同じように保存するのですが、2ページのものを保存するとzipファイルで保存されるのでそれが面倒くさいなぁという方は1ページ目を削除してから保存してください。
デザインの作成は以前うちわ作成で紹介したibisペイントで作ることもできますが、公式のハートペンライトの型紙から不要な文字を消したりハートを増やす作業はcanvaの方が圧倒的に簡単なので今回はcanvaでの作成方法をご紹介しました!
うちわの作り方記事はこちらへ


OHPシートに印刷する
作成したデザインをOHPシートに印刷する方法は大きく分けて2つ。
- プリンターで印刷
- 印刷屋さんで印刷
プリンターで印刷
プリンターを持っていたり借りられる環境にある場合は、自分でOHPシートを購入するだけで印刷できます。
最近は百均でもOHPシートが販売されているのでそちらを使用してもいいでしょう。印刷時は、A4サイズ・品質は高品質(きれい)を設定しましょう。
ここで注意点!OHPで印刷する前に必ず普通紙で試し印刷してください。デザインにミスがあった場合いきなりOHPシートに印刷してしまうと1枚無駄になってしまいます。普通紙に印刷してみてミスがないことを確認してから本番にいきましょう!
もう一つ!OHPシートは基本的に染料インク対応になっています。使用するプリンターが顔料インク対応のものである場合、印刷を失敗する恐れがあるのでご注意ください。
印刷屋さんで印刷
身近に使えるプリンターがない場合は印刷屋さんに行きましょう。
主要都市であればキンコーズさんがおすすめ。
コピー・プリント・ポスター・名刺・製本などオンデマンド印刷のキンコーズ・ジャパン
全店舗ではないようですが、OHPシートの購入・印刷ができます。USBデータから印刷する方法と紙に印刷したものを複合プリンターでコピーする方法の2種類があります。
私は後者で利用しましたが、受付でOHPシートにコピーをしたいですと言えば用意してくれます。使い方についてもわかりますか?と聞いてくださったので初めての場所で慌ててしまう方にも安心です。
難点は主要都市にしかないこと。遠征される方は早めに遠征先に行って印刷してもらうのがいいかもしれませんね。
OHPシートをペンライトにセットする
作成したシートをペンライトにセッティングしていきましょう!
ルミハート・デコハートの場合
ルミハートやターンオンのデコハートを使用する場合は、セットの仕方は公式から出ているのでそちらを参考にしてください。
ルミハート→ルミハート型紙ダウンロードページ | 株式会社ルミカ
デコハート→デコハート | TurnON(ターンオン)
この2種はデコレーション前提の商品のため、セットが簡単です。
ターンオンのハートヘッドの場合
こちらの商品はデコレーション前提ではありません。そのため簡単にシートをセットすることができません。
ではどうするのか。



力でねじこんでやる!!!
そう、力技です。笑
公式に提唱されているやり方ではないので破損する可能性もあります。なのでその点も十分に注意しながら作業を行ってください。あくまで自己責任でお願いいたします!
参考にした動画がこちら。7:10あたりからがシートの入れ方です。
この記事ではこちらのやり方を参考に一つ一つの手順を画像で説明します。
(この手順をやっている時に実は一つ失敗をしています。その理由やどうしたかは後ほど説明いたします。)
①ハートヘッドについているキャップ等を外す
キャップを外して中にフィルムを出し入れできるようにします。
②爪楊枝や細いピンなどをキラキラシートとヘッドの間に差し込む


もともと入っているラメのシートとヘッドの間に細いものを差し込みます。この時シートやヘッドが傷つく場合がありますのでご注意。爪楊枝が傷つきにくくていいかなとは思いますが可能性はゼロではないです。
③差し込んだ爪楊枝をシート側にグッと押し付け、シートを反らす


ちょっと見にくいのですが、入れた爪楊枝をシートに押しつけて反対面に向かってペコっと反らせます。


片面にシート類が寄り、もう片面は何もない空間が出来上がります。
④作成したOHPシートを内側に丸めて差し込む


キラキラシートを寄せることでできた空間にOHPシートを差し込んでいきます。そのままでは入らないので丸めて入れましょう。文字が反転しないよう丸め方に気をつけてください。
⑤入れたシートの位置を調整


シートが入ったらおそらく自然に広がると思います。文字がしっかり中央にくるように調整しましょう。
⑥キラキラシートを元に戻す
先ほど片面に反らせたキラキラシートを再び爪楊枝を差し込んでもとの面に戻します。そうすると、キラキラシートとヘッドの間にOHPシートが挟まれ固定されます。
以上で完成です。もう片面にも文字を入れるのであれば同じ工程を繰り返してください。
実は私、このハートヘッドが自由に開くものだと思って購入していました。
商品到着後、中身を確認する前に意気揚々とペンライトシートを作成。公演日直前にセットしようとしたら開かないことに気がつきました…。


シートを中にセットする方法はないと思い込みハートの表面に貼ることに。貼りやすいようにせっかくハート型にカットしたシートを文字ぴったりサイズに切り落としました。そしてセロハンテープで貼付。…ダサい(涙)
このままじゃいやだーと思い検索してたどり着いたのが先ほどの動画でした。
切り落とす前に動画さがしなよ、っていう。笑
ただこの文字サイズにカットしたシート、いい点もあり。動画で主さんがおっしゃっているんですがハート型のシートはサイズがヘッドにぴったりなので取り出すのが大変なんですよね。でも小さいシートは簡単に取り出しやすい。指で引っ張って少し丸めれば簡単に外に引き出せます。
難点はずれやすいこと。ヘッドよりだいぶ小さいので激しくペンライト振ってたらズレると思います。なので私は小さく切ったセロハンテープでキラキラシートにOHPシートを固定しました。


【豊】の一番下の横線、真ん中あたりにセロハンテープがあるのが見えるでしょうか?ライトをつけてみてもぱっと見は全然わからなかったので(よーく見るとわかるけど)、今回はとりあえずこれで乗り切ることにしました。
そしてこの方法にすれば、OHPシート1枚にもっとたくさんデザイン作れるんですよね…。エコ。
どちらの形を選ぶかはアナタ次第!どーん。
最終兵器・ファンクリでプロにお願いしよう
canvaでのデザインも印刷もペンライトの中に無理やりシートを入れるのもめんどくさーい!という方に朗報。
うちわ作成に記事でも最後に少し紹介したファンクリさん。


ミックスペンライト(ターンオン)用のシールを作成できます。こちらは中に入れるシートではなく、表面に貼るシールです。
自己流で中のキラキラシート等を傷つける心配もありません。印刷所やOHPシートについて頭を悩ませる必要もありません。
発送も翌営業日なので、必要になったら比較的すぐ手に入るサービスです。(商品によって出荷のタイミングは異なる)
推し活に大変便利なグッズがたくさん用意されているので、一度ぜひ覗いてみてくださいね。
ハートペンライトで推しを応援しよう!


これは個人的な意見なのですが、例えば刀ミュでうちわとペンライトの両方を持つの結構大変なんですよね。いつもうちわをどうしようか迷っちゃう。双眼鏡も見たいし。
このハート型ペンライトが流行り始めた時天才じゃん!と思いました。ペンライトにうちわの役割を持たせることができるって。
まぁでもやっぱりうちわの方がサイズは大きいのでより主張はできます。なので片手にペンライト、もう片手にうちわが一番いいんだろうな、とは思います。



でもペンライトを両の手で振りたいんです・・・!
私はうちわよりペンライトを振るのが大好き、そしてファンサをもらうより『アナタのファン、ここにいますよ』を主張したいタイプ。ライトの色でそれを表現するのがいいかなということでハート型ペンライト用意しました。文字はあくまでその補助です。
一つ考えなくてはならないのが、ハート型ペンライトは公式のものではないのでいつNGがでるかはわからないという点。どうしてもスティック型よりはスペースを取ってしまうので、過度に振ると両隣の人の域に干渉しかねません。
せっかく推しを応援するために用意したものでトラブルになってしまうのは嫌なので、しっかりガイドラインに沿って自分の範囲内で応援しましょう!
それでは、よいオタクライフを!
江おんすていじ、行ってきました


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